◎ 3 キタサンブラック・ここまで10戦して6勝2着1回3着2回、唯一の着外は中団~後方待機組が上位を占め高速決着となった日本ダービー・GⅠのみでそれ以外では距離やコースの異を問わず常に安定した走りを見せている
・勝ち負け問わず常に僅差の争いに持ち込むレース巧者、これといって強調する点はないものの不安要素が一切ないという点で馬券の軸としては最適
○ 9 ドゥラメンテ・ここまで8戦して5勝2着3回と連対率100%、2200m戦こそ未経験も1800m~2410m戦までこなしており距離不安はなし
・調整が決して容易とは言えない帰国後初のレースが初の関西遠征、若干の不安要素を抱えている為評価を下げたが能力的には抜けている感すらあり圧勝しても驚くには値せず
▲16 マリアライト・1800m~2000m戦を中心に使われていた3歳時~昨冬までは条件戦で燻っていたが昨春以降2000m~2500m戦を使われるようになると一気に向上、エリザベス女王杯・GⅠ制覇ばかりでなく古馬牡馬混合重賞でも互角の争いをするまでに
・良馬場でもそこそこ走るが稍重~重馬場では4戦3勝3着1回と特に強さが光る、25(土)11Rの時点では重馬場で26(日)に良馬場まで回復したとしてもパワーの要る馬場状態であることは明白でこの馬に有利に働く可能性大
△ 2 アンビシャス・近2戦はドゥラメンテ相手にクビ差2着惜敗&キタサンブラック相手にクビ差勝利と同世代の実績馬相手に大健闘、ただしいずれも斤量差2kgの恩恵があり結果をそのまま鵜呑みにする訳にはいかず
・ここまで1600m~2000m戦のみを使われており2200m戦は今回が初、距離延長がプラスに働くかマイナスに働くかは全くの未知数…一方で阪神コースは3戦2勝3着1回と得意にしており期待が持てる
△ 7 ラブリーデイ・昨秋のジャパンカップ・GⅠで3着に敗れて以降は有馬記念・GⅠ:5着→産経大阪杯・GⅡ:4着→香港クイーンエリザベス2世カップ・GⅠ:4着とイマイチ振るわず、ピークが過ぎた感は正直否めない
・とはいえ昨年の覇者、2200m戦は2戦2勝負けなしと相性抜群で復活するならばこの舞台をおいて他になし?
△ 5 シュヴァルグラン・昨夏以降は7戦して4勝2着2回3着1回と複勝圏内率100%、元々の素質馬が休養を挟み一気に本格化したようでまさに充実一途の印象
・本格化前と本格化後に分かれる為一概には言えないものの2400m~3200戦では6戦4勝2着1回3着1回という好成績に対し1800m~2200m戦では7戦1勝2着2回3着2回(着外2回)となんとも微妙な成績、2200m戦の今回は果たして…
総評:エイシンヒカリ・リアルスティール・ゴールドアクター・ショウナンパンドラ・ミッキークイーン・ヌーヴォレコルトetcが不出走の割にはそこそこ豪華な気がしなくもないメンバー構成、上位人気を占める新古馬=4歳世代が果たして旧古馬=5歳以上世代相手に引導を渡すのか今後を占う意味でも興味深い1戦
買い目:馬連◎○▲BOX3点
馬連◎軸△流し3点
三連複◎○▲1点
三連複◎○2頭軸△流し3点
三連複◎▲2頭軸△流し3点
三連複○▲2頭軸△流し3点 計16点

前回(第66回安田記念・GⅠ)の結果:不的中(-10k)
2016年上半期:10戦4勝6敗・回収率48.7%
(100k投資の48.73k戻し)
2015年トータル:22戦9勝13敗・回収率113.5%
(220k投資の249.76k戻し)
2015年下半期:11戦5勝6敗・回収率84.7%
(110k投資の93.18k戻し)
2015年上半期:11戦4勝7敗・回収率142.3%
(110k投資の156.58k戻し)