◎11 オルフェーヴル
○ 2 ショウナンマイティ
▲12 フェデラリスト
△ 6 エイシンフラッシュ
△15 トゥザグローリー
△ 7 ルーラーシップ
△ 1 ウインバリアシオン
2012年上半期:10戦4勝6敗・回収率85.55%
2011年トータル:23戦6勝17敗・回収率67.3%
3週間前の安田記念・GⅠ、本命に挙げたコスモセンサーが3着を死守してくれたおかげでなんとか複勝が引っかかってくれました…ワイド・馬連・三連複が不的中だった為、純利益は僅かでしたがそれでも負けなかったのが大きいですorz
さて今週の宝塚記念・GⅠ、フルゲート16頭中GⅠ勝利馬が6頭(そのうち内3頭がこの上半期中に初戴冠)・残りの10頭中5頭がこの上半期中に重賞勝ち実績ありと、活きの良いメンバーが揃った感があります…どの馬にもチャンスありといった感じでつい目移りしてしまいますが、上半期最後の(中央)GⅠレースということでしっかりと当てて下半期の巻き返しへ繋げたいと思いますorz
そんな中本命にしたのはオルフェーヴル、GⅠ4勝(牡馬クラシック三冠+有馬記念)を挙げた昨年の年度代表馬です。昨春のスプリングS・GⅡを皮切りに有馬記念・GⅠまで破竹の6連勝、この無敗街道は果たしていつまで続くのか、と思われた矢先に起きた前々走阪神大賞典・GⅡでの“逸走”事件…この結果を踏まえた上で「あの状況から2着まで盛り返したことに改めて能力の違いを認識、評価を下げるに至らない」との見解を示し前走天皇賞(春)・GⅠでも本命に挙げました、ところが結果は勝ち馬から1秒8も離された11着となんとも不可解な惨敗を喫してしまいました。正直今回この馬に対する評価をどうするか非常に悩みましたが最終的には復活してほしいという願いも込めて半ば感情論で本命とさせて頂きました、一応データ的には阪神コースは3戦して2勝2着1回(“逸走”事件)と連対率100%と好相性、過去2回の凡走は1400m戦と3200m戦で1600m~3000m戦では11戦7勝2着3回3着1回と複勝圏内率100%(さらに2000m~2500m戦に限っては4戦4勝と無敗)と完勝復活劇の舞台は整っております。全兄ドリームジャーニーとの兄弟春秋グランプリ制覇の偉業達成を期待しつつ無事に好走してくれることを祈っております。
対抗にはショウナンマイティ、産経大阪杯・GⅡの覇者です。昨秋まではオルフェーヴルは勿論のことウインバリアシオン以下にも後塵を拝し続けクラシック戦線ではいわゆる“泡沫候補”に過ぎない存在でした…ところが昨冬の鳴尾記念・GⅢで2着に入ると年明けは大阪城S:2着→産経大阪杯・GⅡ:1着→鳴尾記念・GⅢ:2着(※冬から初夏に移行)と阪神コースでの中距離オープン戦で4戦1勝2着3回と急上昇、イマイチ伸び悩む同期の王者&ナンバー2以下に追いつき追い越せと言わんばかりの成長を遂げてまいりました。勝ち星は1800m&2000m戦に集中しており2200m戦以上ではまだ馬券に絡んだことがないのが若干割引材料ではありますが、得意の阪神コースならば200m延長もさほど気にする必要はないでしょう…ここ4戦いずれもメンバー中最速の上がり3ハロンを叩き出しており、今回も最後の直線で勝ち負け争いに加わる可能性は極めて高いと思います。
三番手にはフェデラリスト、中山記念・GⅡの覇者です。昨秋1000万下特別を勝ち上がると返す刀で1600万下特別:1着→年明け初戦の中山金杯・GⅢ:1着→中山記念・GⅡ:1着と破竹の4連勝、前走産経大阪杯・GⅡはショウナンマイティの切れ味に屈し2着でしたが0秒2差なら斤量差1kgを考慮すればほぼ互角と考えて差し支えないでしょう。こちらも勝ち星は1800m&2000m戦に集中しており2200m戦以上ではまだ馬券に絡んだことがないのが若干割引材料ではありますが、常に無理なく中団やや前目を追走して3~4コーナーにかけて進出、直線で先頭に立ち押し切るといったスタイルが確立されている点を考えれば200m延長もさほど気にする必要はないでしょう…器用さという点においては前述の2頭よりも上、安定感のあるレーズぶりから少なくとも大崩れするシーンは想像できません。
以下、道中スローで直線を向いてから“よーいドン!”の競馬となった際には確実に馬券に絡んでくる昨年の3着馬エイシンフラッシュ・昨夏~昨秋にかけて調子を崩すも昨年の有馬記念・GⅠで僅差3着、復調のきっかけを掴むと今年に入ってからは3戦2勝(いずれも重賞)と完全復活…5戦4勝(着外1回)と好相性の阪神コースでGⅠ初戴冠を目指すトゥザグローリー・1戦おきに勝ちと負けを繰り返す(※唯一の例外は半年間の休養明け初戦となった昨年の有馬記念・GⅠ)ことですっかり有名(?)、今回は“負け”のターンも地力強化で2~3着は確保しても何らおかしくないクイーンエリザベスⅡ世C・GⅠの覇者ルーラーシップ・前走天皇賞(春)・GⅠで3着も“目の上のたんこぶ”だったオルフェーヴル相手に思わぬ形で初の先着、“オルフェーヴルコンプレックス”を払拭出来ていれば宿願のGⅠ戴冠も夢物語ではないウインバリアシオン、4頭に△を打ちました。いずれも展開次第で上位進出可能とみております。
買い目は馬連◎軸○~△流し6点+ワイド◎-○及び◎-▲2点の計8点、賭け金は例によって前売りオッズを考慮に入れてトリガミとならないように傾斜配分とさせて頂きます。